1.Googleアドセンス落ちた?理由と対応策
ブログやウェブサイトで収入を得るための一つの手段として、Googleアドセンスはよく知られていますね。
しかし、初めて申請するとき、あるいは既に運用している最中に、「Googleアドセンス落ちた」という状況になることは少なくありません。
なので、落ちてしまった理由と、その対応策について詳しく説明します。
(1)意外と厳しいGoogleアドセンスのサイト審査
Googleアドセンスの審査は、想像より厳しいです。
審査に通るためには、Googleが定めた「プログラム ポリシー」をしっかりと理解し、遵守することが求められます。
そして、それは一度審査に通った後も同じです。
プログラム ポリシーに違反すれば、アカウントが停止される可能性があります。
(2)【やったらダメ!!】何もせずに再申請する
一度落ちたからといって落ち込む必要はありません。
審査の結果が出たら、それを踏まえて改善を図り、再申請を行うことが大切です。
ただし、その前に原因を調べて解消しないと、同じ問題で再び落ちてしまうこともあります。
(3)審査に落ちたのですが、再審査は・・・
一度審査に落ちても再審査を申し込むことは出来ます。
ただ、その前に自分のサイトがポリシーに違反していないかどうか、再確認してみてください。
でもでも、短期間に何回も再申請するとブラックリストに載ってしまうというウワサがありますので、ご注意ください。
(4)申請中に再度申請する
申請が未決定の状態で再度申請することはできません。
審査結果が出るまで待つことが必要です。
審査は通常数日~1週間程度で結果が出ますので、それまでお待ちください。
私の場合、アドセンス申請後にクラウドワークスで「アドセンス記事書いて」のお仕事を受けたので、ネタ探しに申請画面をさわっていたところ、「ピコン!!」と音がしてGoogleからお断りのメールが届きました。
アドセンス申請中の再申請はダメなのです。🤮
(5)ポリシー違反で利用停止になった場合の対応って?
利用停止の原因となるポリシー違反には、様々なものがあります。
そのため、具体的な対応は違反内容によって異なります。
Googleアドセンスのヘルプページを参照し、対応を検討してください。
2.【審査ポイント】Googleアドセンスの審査には何が重要?
Googleアドセンスの審査に通るためには、何が重要なのでしょうか。
ここでは、審査に必要なポイントをいくつか紹介します。
(1)ジャンルを確認する
まず初めに、あなたのサイトのジャンルがGoogleアドセンスの審査基準に適合しているか確認しましょう。
一部のジャンルはGoogleアドセンスの利用が難しいとされています。
YMYLを含む記事はさけましょう。
(2)コンテンツのポリシー違反が無い
次に、あなたのサイトがコンテンツのポリシー違反をしていないか確認します。
具体的には、違法なコンテンツ、性的なコンテンツ、暴力的なコンテンツなどがあれば審査に通りません。
私の場合、ブログを点検してみると次の問題が見つかりました、
・肌の露出が多い画像
・お馬さんの画像
・お馬さん関連の記事
(3)サイトの審査
サイト自体の品質も審査の重要なポイントです。
一貫性のあるコンテンツ、適切なデザイン、ユーザビリティの高さなどが求められます。
こちらも、点検した結果、次の問題を発見しました。
・サイトマップがない。
・似たような記事が数本ある。
(4)運営者情報
あなたがサイトの運営者であることを示す情報が必要です。
具体的には、お問い合わせページやプライバシーポリシーなどがあります。
(5)中古ドメインを使用した場合
中古ドメインを利用する場合、そのドメインの過去の履歴が影響することがあります。
質の高いドメインを選ぶことが大切です。
3.【対策】Googleアドセンス審査に落ちたらどうすればいい?
もし、アドセンスの審査に落ちてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
以下に、落ちた場合の対策をまとめてみました。
その①:理由を確認する
審査に落ちた場合、最初にするべきことは、その理由を確認することです。
Googleアドセンスからは、審査に落ちた理由が通知されます。
それを元に、改善すべき点を見つけましょう。
【理由その1】アフィリエイト広告へ誘導している
アフィリエイト広告はアドセンス合格までは外しましょう。
【理由その2】自分の子供には見せなくないジャンルの画像や記事がある
親として、「絶対ダメなジャンル」の画像や記事は下書きに戻しましょう。
【理由その3】プライバシーポリシーがない
固定ページに「プライバシーポリシー(個人情報の取扱に関する免責事項)」を設置しましょう。
【理由その4】記事の量が少ない
10記事×1000文字以上書きましょう。
【理由その5】画像や記事をコピペして使っている
著作権侵害の誤解を招きそうな画像は削除しましょう。
<こぴらん>などコピペチェックツールで記事をチェックし、リライトしましょう。
【理由その6】メニューやサイトマップがない
メニューやサイトマップ(機械用のXLMサイトマップと訪問者用のHTMLサイトマップ)が無いサイトは「不便」と判断されるので、設置しましょう。
【理由その7】フリー画像を使っている
自分で撮ったスマホの写真を使いましょう。
【理由その8】低品質な画像や記事
以下のような画像や記事は、非公開にするか削除またはリライトしましょう。
・肌の露出の多い画像
・サンプルページ(WordPressインストール時の投稿1記事、固定ページ1記事)
・同じような内容の記事
・記事がカテゴリーに設定されていない
・ネット情報のまとめ記事
その②:サイトを見直す
審査に通らなかった理由がわかったら、あなたのサイトを見直します。
もし、コンテンツの質が問題だった場合、それを改善するために、より良い記事を書くことが求められます。
また、サイトのデザインや使いやすさが問題だった場合、それらを改善することも必要です。
一番よくある「コンテンツの質」が理由である場合は、すべての記事をいったん「下書き」に戻して、Goofleアドセンス審査用に「オリジナリティの高い記事」を1000文字以上×10記事程度作成することです。
その際のポイントは、誰かの生活や悩み、知りたいことに対して役立つ体験談を記事に盛り込むことで、独自の記事に仕上がります。
そして、可能であれば画像の挿入や、地域限定など類似記事が少なくなるように書きます。
例)おすすめランチの体験談をテーマに記事を作成する。
例)読んだ本のレビューを書く。
これで、オリジナリティ満載じゃあないですか。
その③:再申請する
あなたのサイトを改善したら、再びGoogleアドセンスの審査を申請します。
ここで大切なのは、ただ再申請するだけではなく、前回の審査で指摘された点を改善してから申請することです。
これらのステップを踏んで、Googleアドセンスの審査に再挑戦しましょう。
もし再び審査に落ちてしまった場合でも、あきらめずに再申請することが大切です。
それぞれの審査は新たな学びの機会であり、それを元にサイトを改善すれば、いずれ審査を通過することができるでしょう。
【最後に】
ブログを書くことは、新しい知識を得たり、自分の考えを他人と共有する素晴らしい手段です。
ブログにGoogleアドセンスを設置することで、あなたの努力に見合う報酬を得ることができます。
ただし、そのためには、まず自分のブログの質を高め、読者が共感できるコンテンツを作り出すことが必要です。
そして、Googleアドセンスの審査を通過するための準備と申請を行い、サイトに広告を掲載することが求められます。
もし審査に落ちてしまったとしても、それはあなたのサイトを改善するためのフィードバックであると捉え、再挑戦する勇気を持ちましょう。
Googleアドセンス審査前の10のチェックリスト
① ほかのサイトの記事をコピペしていないか。
・記事内容にコピペがないか、コピペチェックツールでチェックし、必要に応じてリライトしましょう。
② アフィリエイトリンクを設定していないか。
・A8net、Amazonアソシエイツ、楽天、もしもアフィリエイトなどのアフィリエイトリンクを張ったままになっていないか確認し、あればいったん外しましょう。
③ 同じ住所で家族がすでにアドセンスアカウントを持っていないか。
・アドセンスのポリシー違反となる複数アカウントとみなされますので、家族のアカウントで申請または利用しましょう。
④ 記事がGoogleアドセンスのプライバシーポリシー違反になっていないか。
・性的なもので、肌の露出が多い画像はいったん別のものと変えましょう。
・文章に少しでも性的なものがあれば、リライトしましょう。
・危険物、武器、タバコ、ドラッグ、酒の販売や乱用、ギャンブル、処方箋、未承認医薬品やサプリなども同様です。
⑤ 内容が重複している記事が無いか。
・同じキーワードで複数書いている場合は、一つにまとめるか、内部リンクでつなぎましょう。
・過去に消した記事や下書きに戻した記事がインデックスされたままになっていないか調査し、インデックス削除申請しましょう。
⑥ 1カテゴリーあたり2つ以上の記事が存在するか。
・1カテゴリーに最低2記事以上あるかチェックし、必要に応じてカテゴリーを統合しましょう。
⑦ サイトマップを作成しているか。
・サイトマップが2種類(機械用のXLMサイトマップと訪問者用のHTMLサイトマップ)作成されているか確認しましょう。
私は、いろんなブログや本で進められているプラグインを探していたのですが、無かったのであきらめたまま忘れていました。
⑧ 記事タイトルと本文は一致しているか。
・タイトルのキーワードが本文にきっちり入っているか確認しましょう。
⑨ 見出しはあるか。
・見出しが無く、ずらずらと書かれた文章は見づらく、見たいところを探しにくいものです。
・なければ設定しましょう。
⑩ 画像ばかりの記事はないか。
・本文を1000文字程度追加しましょう。